不動産売買に関する情報を集めました。豆知識や暮らしに役立つお話などを発信していきます。
家を売る時売主は何を用意したらいいの? 2020.3.1
人生の中で不動産の売却を経験する方はあまり多くないのではないでしょうか。あなたが不動産を売却する立場になった時、何を準備したらよいのでしょう。
中古マンションの売却を例に挙げ、売却時に必要なものや注意が必要なポイントについてご紹介いたします。
不動産売買契約時に売主が必要なものは、大きく分けて6つ。
①「権利証」または「登記識別情報」
※相手方や不動産会社に提示が必要です。「不動産登記簿謄本」などと間違えないように注意しましょう。
②印鑑と印鑑証明書
※印鑑証明書は発行から3カ月以内のものが有効です。引き渡し時にも必要となるため、契約日から引渡し日の期間が長く開く場合は期限に注意してください。
③固定資産税等納税通知書
※引き渡し時に固定資産税・都市計画税を精算するのに必要です。
④仲介手数料
※契約時に一部を支払う旨を媒介契約で定めている場合は必要です。
⑤収入印紙
※契約書に貼付します。売買価格により価格が異なります。
⑥運転免許証
※本人確認のために必要です。
上記のうち、収入印紙以外は引き渡しにも必要になります。
全てを準備するのは大変ですが、事前に知っておくだけでも売買がスムーズになります。ぜひ売却の際の参考にしてください。
査定価格が下がってしまう物件の条件 2020.2.29
不動産の訪問査定を行ったら「想定より低い額を提示された」とか「簡易査定の時よりも訪問査定で価格が大幅に下がってしまった」ということがあります。特に築年数が浅い物件や、見た目では下がる要因が分かりにくい物件ではで疑問を感じてしまうかもしれません。
ではなぜ査定価格が低くなってしまうのでしょうか。
大きな理由として
・不動産自体にマイナスの要因がある
・管理状況の悪さ
・日照状況の変化
・周辺環境の変化
・景気の悪化
などが考えられます。
まず、不動産自体にマイナスの要因がある場合、例えば経年劣化以上の傷みやキズがあるとマイナスに評価されてしまいます。
次に、管理状況の悪さ。マンションの共用部分の清掃が行き届いていなかったり、オートロックなどの共有設備の故障が放置されていたりするなどの場合です。
日照時間の変化と周辺環境の変化はよく似ています。周りにビルやマンションなどの高い建物が建って日当たりが悪くなったり、周辺の治安が悪い方向へ変化したりすると査定にマイナスに影響してしまいます。
最後に、外的要因として一番影響があるものは景気の変化です。景気が悪くなると不動産は売れにくくなり多くの不動産の価格が下げられます。
不動産の査定は過去の取引実績を参考にしています。そのため市場で取引される価格に伴い査定価格も低く算出されてしまうことが多くなるようです。
このように、不動産の査定額は外的要因によって大きく影響されます。それは反対に景気の回復や新たな都市計画などによりプラスに働く場合もあるということです。
しかし将来的な予測は専門家でもとても難しいため、価格だけに縛られず生活や家族の将来設計に重きを置いた売却を考えた方が良いかもしれません。
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